理事役員

事務局長 森 泰崇

ご 挨 拶

 私自身学生時代には呉のまちには何もないと思っていた。そして大人になってもこのまちには住まないであろうとも思っていた。社会人になり、親が仕事をしているから帰郷したとしか理由はなく、そこから数年が経過したある日に、この呉青年会議所に入会する切っ掛けを先輩から頂いた。

 

 忙しい団体であるとは覚悟していたが、仮入会時から予想を超えたものだった。忙しさのなかでも、呉青年会議所の活動を通して様々な経験をさせていただいた。決して楽しい事ばかりでは無いが、その中でお互い切磋琢磨できる多くの友人と呼べる人達に出会うこともでき、充実したものになった。そして、この仲間達とまちの事を考える切っ掛けにもなり、なにも無いと思っていた事も間違いだと気が付かせてもらった。今では、このまち以外には住む場所も考えられないと思っている。

 

 そんな私も本年度が最後の年度になり今まで役職を受けるのを断っていたが、この事務局の役職のオファーを頂いた。その時に正直に思ったのが、「理事経験も無く、本当に私で良いのか」「このような状態で許されるのか」とも考えたが、副委員長を三回やってきた自分の経験を生かし、委員長や副委員長・幹事を初めて請け負う方々へ本年度のスローガン「海闊」の如く、懐大きく奉仕の精神で尽くして行こうと思う。予算書・公益審査書を通して呉青年会議所の活動を陰から支え、何が最善かをしっかりと吟味して行きたい。

 また理事長、専務、皆様には、森で良かったと言っていただける様にしっかりと事務局長としての役職を全うして行く。