呉JC再興セミナー ~最終章~

最終章を迎えた呉JC再興セミナー、最後は笑顔、笑顔でした!

 

9月25日、10月例会を間近に控えた日曜日の朝に開催された「呉JC再興セミナー~最終章~」は、呉JCとその事業を通じて、卒業されてからも地域でご活躍されている先輩方を講師としてお招きし、リレー形式で講演を行って頂くものでした。

 

最初の講師を務められた堀口悟史先輩は、ご自身が委員長として手掛けられた冊子のタイトルでもある「JCで一皮むけた経験」というテーマで、ご自身のJC生活を振り返られました。
11年のJC生活の中で、スリープする時期もあられたそうですが、思い返してみると、その時は分からなくても、何年か経ったのち、無駄な経験は何一つなかった、と感じられた事が私の「一皮むけた経験」と言えます、とまとめられ、今からJC生活を迎える仮入会員達にエールを送られました。

 

続いて講師を務められた河内康浩先輩は、委員長の際に「One Heart こどもミュージカル」事業を開催された経験を語って下さいました。このミュージカルは開催から14年目になりますが、今では、呉の町全体が毎年待ち望んでいるイベントとなっています。
JCとして事業を行った1年目と、JCの手を離れ、任意団体を立ち上げて開催した2年目、3年目に直面された苦労の中で、JCで助けてくれる仲間、マンパワーと、資金が用意されている中で事業を行える有り難さを実感されたそうです。
4年目以降は、当初目標だった「地域住民による完全オリジナル公演」へ舵を切られ、軌道に乗り始めたこの事業。まちと向き合うには、JCで元々掲げていた「子供たちの公共心や公徳心を育てる」という目標、意義に立ち返った事が大きかった、と振り返られ、JCを通じて地域との向き合い方を教わった、とのメッセージを我々に伝えて下さいました。

 

「空気が固い!とりあえず皆さん、スーツを脱ぎましょう!」
最後に講師を務められた松岡秀直先輩は、1時間あまりの座学を経過した私たちの様子を見て、リラックスさせる事から講義をスタートされました。諸先輩方のようにためになる話は出来ないけれど、と、時には笑いを入れながらご自身のJC生活を振り返られ、我々に幾つかのキーワードを投げ込んで下さいました。
「派閥を作るくらいに仲良くなりなさい。ただし、団体としてのルールは守る事」
「今経験している役職より1つ上の役職を考えながら取り組まなければ成長はない」
「JCは大人の塾だが、自分で奪いにいかなければ与えてくれない場所でもある」
仮入会員が今から踏み出す一歩を前に、その心構えを伝えて下さった松岡先輩は、現在One Heart こどもミュージカルの代表を務めていらっしゃいます。

いよいよ10月3日の10月例会をもって正式入会となる仮入会員たち。
彼らの前途を応援して下さる多くの先輩方が、我々青年会議所会員には付いて下さっています。