8月オープン例会 パートナーシップを最大限に活かせ! ~今日から始まる他団体との絆~

8月1日(月)に8月例会を行いました!
今回の担当はWOW発信委員会です。
そして今月はオープン例会とし2019年日本青年会議所で会頭を務めました鎌田長明氏をお招きし講演をしていただきました。

 

今回の例会はパートナーシップを大枠とし、青年会議所活動やSDGsの理解を深めてもらうというテーマで行われました。

 


まず初めに理事長挨拶です。
参加者皆さんがパートナーであり、パートナーと協力することで1人で出来ない何十倍もの運動をすることが出来ると語られました。

 

 

そして鎌田長明氏の講演が開始致しました。

2002年から税金が上がり今では年収500万円の場合35万円手取りが減っていて、今のままでは貧困になる一方だと問題提起されました。

今までは経済を良くすれば社会が良くなると言われていましたが、社会を良くすることで経済を良くしようという動きに変わっているそうです。

明石市の子育て政策を例に挙げ、
土木建築の予算を減らしたことで当初は土木建築業者を中心に反発があったが、人口が増えたことにより結果的に受注量が増え発展した企業も出てきたそうです。

「縮小するパイを奪い合うか、チャンスをつかみに行くかの選択を迫られている」

社会を変えていかないといけない。だから青年会議所が必要なんです。と力強く語られました。

地域にどんな問題があって、何をする必要があるか知ることが重要で、自己満足な地域愛では競争に勝てない。
多くの人から支持される地域にならなければいけない。

ただ人が何を求めているか簡単には分からない。
けどそのヒントがSDGsです。
何故ならSDGsを作るときにどこかの偉い人が考えて作ったんじゃなく、194ヵ国1000万人にアンケートを実施し作られたものだからです。
だから世界中から支持されているのです。


日本も完璧な国ではなく、
達成出来ていると言われている目標は4、9、16で他の目標は足りてないと言われています。
日本の達成出来ていないと言われている問題を選びワークショップとして、足りてない目標を各グループ選択し、問題の原因を深掘りしました。

やってみると根底にある問題は今すぐ変えられる小さなことだったりと、見直すことで気づくことが出来ました。

目的を決めることは戦略を立てることと同じで
目的は分かりやすく、簡単に相手に伝えられないと意味がない。


青年会議所運動は自己満足じゃなく誰かの心を動かすためにやっている。
小さな事業でもいいと思ってもらうことで大きな輪になっていく
なんでも出来る青年会議所だからチャレンジしてほしいと締めくくり講演会を終えました。


非常にわかりやすく、聞いていた自分も何か出来るんではないかと思わせてくれるような素晴らしい講演でした。

鎌田長明様ありがとうございました。
また、参加していただいた皆さまもありがとうございました。