副理事長 吉田 康兵
~つなぐ未来、広がる可能性~
ご挨拶
「自らの成長こそが先祖孝行となる」
これは、私の価値観の根底にある思考となっている。
私は繊細で考えすぎる性格だとよく言われる。ここ数年は、人生の転機がいくつも重なり、自分を見失いそうになる時期もあった。そんな中、闘病生活をしていた父が他界した。父の部屋には「仕方がない」「不安に駆られるな」「なるようになる」など、自らを奮い立たせるメモが壁一面に貼られていた。それを見た瞬間、私は“自分と同じだ”と感じた。根拠のない不安に駆られ、考えすぎて自分を追い込む。私はそんな自分を嫌ってきたが、父も同じだったのだと気づいた。
その翌年、約17年間の企業勤務を経て、私は新たな挑戦として起業の道を選んだ。大きな不安を抱えながらも、父と同じ性格を受け継いだ自分が、その苦難に負けず成長し続けることこそ、父や先祖への恩返しになると思った。父の不安や後悔を希望と行動に変えていく。その“ネガティブをポジティブに変える循環”こそ、血をつないできた者たちへの何よりの孝行であり、一つの生きる意味であると感じた。
この価値観は、私の目指すサーバントリーダーシップの考え方に通じている。サーバントリーダーとは、権威で人を動かすのではなく、相手の成長や幸せを願い、支えながら導くリーダーである。その出発点は、他者を導く前に自らを見つめ直し、成長することにある。自分の弱さや迷いを受け入れた人ほど、他者を理解し、支えることができると思う。
私はこの一年、渡部委員長のリーダーシップが発揮されるよう、伴走者として支えることを目指したい。前に立って導くのではなく、そばで支えながら、程よい負荷と安心を与える。その過程の中で、リーダーの成長を見守り、共に学んでいきたい。
父から受け継いだ繊細さは、いまは人を理解しようとする力になった。これからも、自分も成長しながら、人の成長を支えていきたい。
| 2021年度 | 入会 |
| 2022年度 | 高齢者つながり推進委員会 幹事 |
| 2023年度 | DX広報委員会 副委員長 |
| 2024年度 | step by step 総務委員会 副委員長 |
| 2025年度 | 地元リンク推進委員会 委員長 |
| 2026年度 | 副理事長 |

