ズッ友創造委員会 委員長 槙岡 達也
つながりこそが人生の醍醐味
〔基本方針〕
新型コロナウイルスの感染が拡大して、もう丸3年が経とうとしている。この間に大きな環境変化が起きたが、それが今後の日常生活に大きな影響を及ぼすのではと危惧している。仕事に関して言えば、未来に対する種まきができているのか疑問に思う。少なくとも私は、この3年間で出会ったビジネスパートナーたちのパーソナルデータを把握できていない。このような付き合い方で、数年後の業績につながるか、一抹の不安を覚える。
子どもはどうだろうか。常にマスクをつけることで、先生の、友人の表情を読むことが出来ない。Webでの活動が増えることで、課外活動やコミュニティは減り、対面での触れ合いが圧倒的に足りていないと感じる。コロナ禍により、人との関わり方が大きく変化したと言えるだろう。
人が豊かに生きる為には、人と人が触れ合う事が不可欠だと考える。もちろん、オートメーション化も、リモート化も、否定する気は一切ない。しかし、人には感情がある。その人と人の「つながり」こそが、人生の醍醐味だと私は思う。
私は高校在籍時に、とある地域のコミュニティに所属し、小学生を対象としたキャンプを企画していた。また、大学時代には学園祭実行委員会に身を置いていた。これらは、共通の目標を持つ同年代が出会い、苦楽を共にした結果、事業を成功させた事例である。この「つながり」は未だに生きており、所属したメンバーとは盟友である。
上記の経験より、「つながり」を創出する為に必要なことを、私は以下の3点だと考える。 それは「出会うためのきっかけ」、「共通の目標に向け苦楽を共にすること」、「達成感」であ る。我々呉青年会議所メンバーも、呉を明るい豊かな社会にするという共通の目標を持ち、 時には対立もしながら日々議論をし、共に成し遂げた先に、友情や絆、信頼関係が生まれている。その場面を実際に何度も目の当たりにしてきた。
当委員会の目標は、呉の若者同士の「つながり」を創出し、一生の友達、俗に言う「ズッ友」を作ってもらうことである。当たり前ではない日常に抗い、ズッ友を作る事こそが、このまちに活気を生む方法であると確信している。
〔事業計画〕
- 事 業 名:4月担当例会
目 的:当委員会の基本方針及び目的の周知
方 法:プレゼンテーション等 - 事 業 名:ズッ友創造事業1(仮)
目 的:呉の若者同士の新しいつながりのきっかけを与え、関係醸成をする
方 法:つながりを作る為のコミュニティの創出 - 事 業 名:9月担当例会
目 的:当委員会が行う事業を円滑に運営するため会員に対し事業の周知を行う
方 法:プレゼンテーション等 - 事 業 名:ズッ友創造事業2(仮)
目 的:呉の若者同士のつながりを創出し、一生の友達を作ってもらう
方 法:参加・体験型事業の実施 - そ の 他