地元リンク推進委員会 委員長 吉田 康兵
~つなぐ未来、広がる可能性~
〔基本方針〕
私の強みは、長年サラリーマンとして培ってきた共感力、対話力、バランス感覚、そして胆力である。これらを活かした私の人生のテーマは「安心」である。私自身が安心を感じ、そして関わる人々にも安心を感じてもらえることができたとき、私は生きがいを感じる。「安心」とは、時代によってその形が変わるものだ。情報が氾濫する現代において、人々が求める安心は単なる心の平穏ではなく、自分に納得のいく選択肢を持ち、自らの判断に確信を持てる状況で得られるものだと考えている。
日当委員会の所信において、スローガン「つなぐ未来、広がる可能性」は、地元企業と若者の結びつきを強化し、未来への可能性を広げるというビジョンを表している。このビジョンは、私の人生のテーマである「安心」とも深く結びついている。
人生には、重要な選択が求められる場面があり、その中に、「キャリアと学業に関する選択」がある。現在、呉市では、この選択の場面で、多くの若者が安心できるはずのこの地元を後にしている。彼らが生まれ育ったこのまちを離れる現状が増えているのだ。これは果たして「十分な情報を持った上での選択」になっているのだろうか。
若者が広島県外の就職先を選ぶ理由をみると、「就職したい業種や職種がない」「就職したい企業がない」という回答があるが、これは単に地域に魅力的な企業がないという問題ではない。実際には「若者に企業の情報が十分に届いていない」という地方特有の課題と類似している。呉市では、魅力的な企業が存在し、その情報を発信する努力はなされているものの、実際には若者に十分に伝わっていない可能性がある。
スローガンである「つなぐ未来、広がる可能性」という呉市を実現するためには、若者が地元での選択肢をしっかりと認識できるようにキャリア教育を充実させて取り組む必要がある。若者が「納得のいくうえでの選択肢」を持ち、その結果として地元に残ることも一つの安心となるだろう。
さぁ行こう。子どもの未来のために。
〔事業計画〕
- 事業名:3月担当例会
目的:当委員会の基本方針及び目的の周知と当委員会が行う事業を円滑に運営するため、会員に対し事業の周知を行う
方法:プレゼンテーション等 - 事業名:地元リンク推進事業1
目 的:取材準備と調査活動を通じて、地域や企業への興味を育む。
方 法:参加者が役割を分担しながら企業取材を行う。 - 事業名:8月担当例会
目的:当委員会が行う事業を円滑に運営するため、会員に対し事業の周知や報告事項を共有する。
方法:プレゼンテーション等 - 事業名:地元リンク推進事業2
目的:取材で得た情報をまとめ、地域の魅力を伝えることで、表現力や達成感を育む。
方法:事業1で行った企業情報を、企業の魅力として形にする。 - そ の 他
2021年度 | 入会 |
2022年度 | 高齢者つながり推進委員会 幹事 |
2023年度 | DX広報委員会 副委員長 |
2024年度 | step by step 総務委員会 副委員長 |
2025年度 | 地元リンク推進委員会 委員長 |