理事役員

副理事長 金子 健太郎

ご 挨 拶

 『一期一会』

 かの有名な茶人、千利休によることわざであり、全ての出会いは一生に一度と考え、その機会をいかに大切に過ごすべきかという考え方は、茶道の重要な精神を表すだけでなく、人生における様々な場面でよく耳にする言葉です。

 

 この言葉の意味がより身に沁みて感じられるようになってきたのは、呉青年会議所に入会し、2023年度に委員長の役を拝命した時でした。入会当初はまだまだ続くであろうと思われた青年会議所活動も40歳を迎える今年に節目を迎え、あと何回JCソングを歌えるのだろう、このメンバーでおこなう会議や事業はあと何回あるだろう、指折り数える度にこの活動に向けた想いはより強靭なものへと変化していきました。これは毎年与えられる役職という成長の機会でのみ見ることが出来る、生涯に一度の景色であると確信しています。

 

 2024年度は拡大アカデミーとブロックアカデミー実行委員会の二つの委員会を担当させていただきます。拡大アカデミーを担当する石原委員長には、パワフルさと行動力で出会うべき新たな仲間に向けて、呉青年会議所の強みを存分に伝えるだけでなく、現役会員と共に自身の強みを最大限活かして成長することができる、選ばれる団体へ発展すべく尽力していただきます。

 

 ブロックアカデミーを担当する大本委員長には2014年以降、10年振りの呉開催に向け、地域を超えた同志との出会いと学び、そして笑顔が溢れる呉でしか味わうことのできない、唯一無二のブロックアカデミーを構築していただき、参加者、スタッフ、そして現役会員と共に達成できるよう、全力を尽くしていただきます。

 

 この広い世界で呉というまちの青年会議所に身を置き5年、活動を通じて出会えた全ての方々に感謝し、今年この呉で出会うべく人たちと生涯忘れられない景色一呉一会を体現できるよう、2名の委員長と共に全力疾走していく所存です。