3月例会

3月7日、呉青年会議所の3月例会を開催致しました。

まず例会に先立ち、通常総会が開催されました。ここでは2015年度の事業報告および会計報告、そして本年度の2016年度修正収支予算書が審議可決されました。昨年末に立案していた本年度事業の詳細、そして予算の細かな修正を行い、年間計画、そして公益社団法人として支障がないよう確認を行います。ボランティアやイベント開催などの社会活動を行う上で、実務に比べると軽視されてしまいがちな部分ですが、組織としての蓄積と地力が、如実に現れる部分なのではないでしょうか。

さて、19時より始まった3月例会。最初に神垣理事長より理事長挨拶がありました。1月第二例会の100%例会達成の報告から始まり、海上自衛隊修業式への出席での気づき、そしてオリンピック会場の聖火台設置問題に触れ、支障が生まれたのは本質を見落とした結果ではないか、との見解を述べられました。そして今例会担当委員会のラブライフ!委員会とWE LOVE KURE委員会の事業との共通点として、なぜ事業を行うのか、その先に何が見えるのかゴールを見定めて、メンバー全体で情報を共有する事が事業成功への一歩であると話されました。

 

セレモニーの中で行われた前年度理事役員表彰では、神垣理事長より、前年度理事役員を代表する田尻直前理事長が表彰されました。田尻直前理事長からは前年度理事役員、そしてメンバーへ感謝の言葉を頂きました。

 

休憩時間中の会員交流活動「極楽タイム」では、呉JCサッカー同好会のPRタイムと会員募集の告知が行われました。「この同好会をきっかけに呉青年会議所に入会したと言っても過言ではない!」とアピールに会場が湧き、終始和気あいあいとした雰囲気となりました。最後は自作の歌によるパフォーマンスでもうひと盛り上がり!

 

【担当例会】

今月最初に行われた住井委員長率いるラブライフ!委員会によるプレゼンテーション例会。委員会に課されたミッションは「心身ともに安心するまち」です。そのミッションをクリアすべく掲げられた、『みんなで備える「まち」物語~防災意識の向上をめざして~』をテーマに、呉市民の防災意識や防災知識の現状を問題点として捉え、解決策の提案を説明されました。

冒頭に行われた、災害発生時生存率の高い選択肢を3択から選ぶクイズでは、5問で正解者のみ次の問題へ参加できるというルールで、呉青年会議所メンバーでは最後まで残る事が出来た者が0名という結果で、防災意識、知識の難しさ、大切さを改めて実感する事のできる機会となりました。

 

続いて行われた國久保委員長率いるWE LOVE KURE委員会に課されているミッションは「はなれたくないまち、帰ってきたいまち」です。そのミッションをクリアすべく掲げられた、『若き心に衝撃を』をテーマに、折口委員の扮するGTO(グレートティーチャーオリグチ)や川本副委員長の扮する川八先生と、生徒たちによる授業風の寸劇により、呉市の少子高齢化や若者の転出超過を問題点として捉え、解決策の提案がなされました。

中盤のVTRでは過去の事業に参加した子供たちに行ったインタビューが上映されました。事業開催から8~9年経つが、彼らの記憶には鮮明に残っている事、事業に参加した実感、そしてその後彼らの成長に役立った事が語られ、子供たちへ向けての事業がいかにその後の彼らに影響を及ぼすか、社会活動の大切さ、そして責任の重さをメンバーが再確認する時間となりました。