2016年度 第2回入会候補者面接
私が持っているのは勇気と情熱だけなんです。
呉JC再興委員会、つまり会員拡大担当の本年度委員長である槇田君は繰り返し、そう述べていました。自分には英知が足りない。だけど想いの強さは人一倍ある、そういう言葉なのだと感じます。
呉青年会議所史上最大規模となる、計37名の仮入会員を迎え入れる事となった入会候補者面接、その2回目が、さる4月23日に行われました。
ピン、と張り詰めた空気の中、壇上に上がる入会候補者。現役会員は、その歩みの一歩一歩をかつての自分自身と重ね合わせながら、厳しくも温かな眼差しで見守っています。
登降壇、スポンサーによる推薦スピーチと本人による3分間スピーチ、そして質疑応答を入れると、面接は一人あたり10分近くかかります。
都合3時間を超える長丁場の面接となりましたが、個性豊かな入会候補者のスピーチと質疑応答に、時にはどよめき、そして時には笑いも起こりながら、最後まで参加メンバー一同がだれる事なく終えられたのは、疲れより何よりも、新しいメンバーを迎えられる喜び、彼らと新しい呉を作っていこう、という軽い興奮、熱い想いを皆が覚えたからに違いありません。
これから10月までの仮入会期間に、現役メンバーもいま一度初心に帰る必要があります。会員拡大元年としましょう、理事の一人がそう述べていた2016年度の会員拡大は、これから現役メンバー全員が仮入会員の彼らと真摯に向き合い、青年会議所活動の意義や楽しさを伝える事で、全員が晴れて正式会員となれるよう取り組んで参らねばならないのです。
槇田委員長をはじめとする現役メンバーの勇気と情熱により、本年度の会員拡大はひとまずの区切りを迎えました。今回入会候補者の紹介、そして推薦にご尽力頂きました関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。しかし呉青年会議所の会員拡大はこれで終わりではありません。引き続きのご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。